2014年1月1日星期三

松山英樹、背中痛で棄権…長引けば賞金王レースに影響も




2013年11月01日17時27分






プロアマ戦のときも背中を気にしてストレッチ(写真は水曜日のプロアマ戦時)(撮影:福田文平)






<WGC-HSBCチャンピオンズ 2日目◇1日◇シャーシャン・インターナショナルGC(7,266ヤード・パー72)>

 中国にあるシャーシャン・インターナショナルGCで開催中の「WGC-HSBCチャンピオンズ」の2日目。初日1アンダー28位タイにつけた松山英樹だったが、先週に痛めた背中の状態が悪くスタート前に棄権した。松山は先月の「シュライナーズ・ホスピタルズ・フォーチルドレンオープン」でも疲労性の胃炎のため初日スタート直前に棄権しており体調面に不安を残す試合が続いている。

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 初日はフルショットを封印してだましだまし回ってきたが、松山の体は限界だった。先週の「CIMBクラシック」でショットを打った際に背中を負傷。今週に入っても状態は上向かず、テーピングを施して何とか初日はティオフした。この日は1時間前にパッティング練習を行い、スタートの約30分前となる8時45分頃にドライビングレンジへ。しかし、ウェッジで短い距離のアプローチとアイアンを数球打った後にドライバーを打つと背中をさするしぐさを見せて早々に練習を切り上げた。

 棄権を申し出てコースを後にした松山は、関係者を通じて「今朝コースに行って球を打ってみたけど、痛みがとれず思い通りのスイングができなかったため大事を取って棄権することを決めました。非常に悔しい思いが強いですが今後も戦いが続くので決断しました」とコメントを発表。この日のうちに中国から日本へ帰国の途についた。

 痛めた背中は完治が難しい箇所だけに、怪我が長引くようなら目標としてきた日本ツアーでの賞金王獲得へも暗雲が立ち込める。

 松山は今大会後は日本ツアーに出場する予定だったが、この日棄権後は「今後の予定は日本に帰ってじっくり考えます」と今後のスケジュールに慎重な姿勢を示した。賞金ランキングは2位と約7,000万円の差があるが、終盤は高額賞金大会が続くだけに後続の巻き返しがあれば一気に情勢は混とんとしてくる。

 さらに、仮に今後1試合も出場できなければ出場義務試合の16試合に達しないためその時点で賞金王は消滅。すべては怪我の状態次第だ。いずれにしても今は完治に向けて治療をしていくしかない。

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